「ばんどう太郎」の文字を見てピンと来たら、茨城県に深く関わりのある方、もしくは御当地料理の食通である。
2月3日の節分の日は茨城県つくば市の安福寺へ豆まきに行って来た。(参拝)
別に人生を守りに入った訳ではない。お寺で行う節分祭というものを知らないから、関心があって行って来たのだ。
何故、節分祭があって、それが必要とされ、この時代まで残っているのか、少しでもその糸口を探る為に…。
それについては、日程を改めて記したいと思う。
さて、豆まきの帰り際、茨城県周辺に系列店が80店舗もあるという、ファミリーレストラン形態の、「ばんどう太郎(坂東太郎)」へ寄り道し、名物の「みそ煮込みうどん」を食べて来た。
実に美味い。麺も美味いし、味噌も美味い。味噌は愛知県岡崎の三年熟成八丁味噌(カクキュー)を使っている。
蓮根は蒸し器で蒸かした後に下味をつけているようである。
写真は恵方巻きのお寿司付のセットであるが、みそ煮込みうどんはボリュームがある。
それでも写真のとおり、見事に完食に到った次第である。筆者は、よく「つるとんたん」でうどんを食べる。
ばんどう太郎が東京に進出して来たら、週1くらいのペースで、みそ煮込みうどんを食べてしまいそうでだ。
味噌ベースの食べ物は毎日食べても飽きない。
そういえば、ここの店は、店員のおもてなしが素晴らしい。筆者が店舗の敷地内を入り、庭を歩いて店内に入ったら、タイミング良く、店員がエントランスで出迎えてくれたのだ。(人感センサーでチャイムが鳴るのかな?) 最近はエントランスで出迎えてくれる店が少なくなったので、余計に歓心をした。さぞや経営陣がしっかりしているのだろう。どこの業界でもそうだが、トップの統率力は大事である。また、トップには既存の指標がいつまで通用するかを見極める目力が必要である。第三者の手によって既存の指標が無効化される前に...。
ばんどう太郎の行動力は凄い。
恐ろしや、ばんどう太郎
【参考】
安福寺(つくば市西大橋) 舘野 正弘住職
http://www.anpukuji.or.jp/index.html
節分会の記事
※リンク先掲載期間終了
ばんどう太郎
http://bandotaro.co.jp/index.html
茨城マルシェ(銀座一丁目にある茨城マルシェ< Bistro>でみそ煮込みうどんが食べられます。)
http://ibarakimarche.com/
茨城マルシェ:アクセス
https://ibarakimarche.com/about/#access
つるとんたん(全てのおうどんは太麺・細麺をお選び頂けます。三ツ玉まで無料でお召し上がりいただけます。)
筆者は、「明太クリームのおうどんを3玉でお願いします。」と言って注文をすると、必ず店員様から「細麺になさいますか?」と聞かれるので、「太麺で~ (^^♪」と念押しをする。
【余談】
満腹状態で動けない。それでも閉店時間を過ぎたので25分かけて、研究学園駅までの道のりを歩いた。
夜空を見上げても視界を遮るものがなく、空気が澄んでいるのでお月様がはっきりと見える。
月を見ながら、ふと思い浮かんだ。かぐや姫は何故、月の方向へ向かって帰ったのだろうか?
「人が多く集まる場所には、希望が満ち溢れているけれども、同じくらいに絶望からも縛られてる。」
竹取物語を思い出して、節分祭がこの時代まで存在する糸口が微かに見えて来た。