昨日も暑く、体が火照りがちであった。この時期、3日間の暑さを乗り切れば何てことはないのだが、今年は何かが違う。明らかに気象環境が変なのだ。そうとはいえ、仕事を放置するわけにもいかないので火照り対策を講じてみた。
昨年の火照り対策は何をしたか? 実ははきゅうりを1本買って、水洗いをして自然塩を振りかけて揉んで食べた。それも常温のまま、切らずに丸かじりである。きゅうりであってもよく噛んで食べてみた。すると食べ終わった頃には、ほのかに体の火照りも緩和されて、30分後には爽快な気分である。
汗も掻かない。不思議なきゅうり…、謎が解けない。
喉が渇いた場合は、自家製の梅干しをかじるのだが、体の火照り対策は何も考えていなかった。きゅうりを常温で丸かじりことは正に大発見である。この時は熱い珈琲と緑茶という打開策もあったが、カフェインのつけが後から来るのが面倒であったので避けていた。それでも時と場合によっては熱い珈琲と緑茶に頼ることがある。
さて、今年はどうすることにしようか。きゅうりを買いに行くのは面倒である。麦茶もない。熱い珈琲は止めてみよう三日間だけ。
おや…「ここにトマトがある」
このトマト、実はパソコンのモニター横に観賞用としてレモンと一緒に並べてあるものだ。(冬はリンゴを並べている。)無論、鑑賞をした後には調理をして食べるから決して無駄にしない。(トマト・レモン・リンゴは無農薬栽培物なので皮ごと全部食べられる。)
それでは、冷やしていない常温のトマトに塩を振りかけて食べてみよう。
自然塩は、これが一番である。ミネラルがよく含まれている。ちなみに「塩化ナトリウム99%以上」と明記された安価な食卓塩は止めた方がよろしい。ミネラル成分が1%以内に精製をされた塩なんて自然界に存在しない。そのような物が体内に入ったらどうなるだろか?
まずは、トマトを食べる前に体温を計測してみよう。うむ…36.8℃
その後にトマトを四等分にして、塩を振りかけて食べてみた。流石にきゅうりのような歯応えはないのだが美味い。食べている途中から体の火照りが緩和されてきたような気がする。気持ちが落ち着いて来たような気が…。
30分程、経過をするとかなり精神的に落ち着いて来た。それでは再度、体温を計測してみよう。
あれ…
変わりませんね。36.7℃
2度目は36.8℃
体温が下がっていないのに何故、クールダウンするのだろうか?
原因が判らない…。
トマトの栄養評価は高い。気持ちを落ち着かせる成分でも入っているのだろうか? 不思議な食べ物である。
おっと…肝心なことを忘れていた。体温の計測を舌下ではなく、脇下で行ってしまった。脇下では反応が反映されるまでに時間が掛かるのだ。
結局、クールダウンする原因が判らない。それでも人間の生体反応とは不思議なものである。
食べ物と関連して言えることは、暑い季節に枝から垂れ下がって成る野菜(果物)は体を冷やす。だから旬の食べ物を上手く生かして、暑さを乗り切ってみよう。
常温のトマトに自然塩を振りかけて食べることで夏を乗り切る。今年の火照り対策はこれに決定。