ご盛会は皆様のお陰です

4月8日のモーツァルト プログラム コンサートを無事終えることができました。ありがとうございます。

 

また当日は多くのお客様にご清聴を頂けたことを主催者として嬉しく思います。多くのお客様がお足をお運びくださったこと重ねて御礼を申し上げます。


今回の「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ」プログラムコンサートの特徴。

 

※曲毎に、女性・女性(K.304)→男性・男性(K.306)→男性・女性(K.378)→女性・男性(K.379)と演奏者の性柄の組み合わせを変えてみました。この違いを聴き分けることができるコンサートはありません

 

※出演者様の全員に楽譜をヘンレ版で新品、そして参考音源CDアルバム(ル プーpf、シモン・ゴールドベルクvl)を支給しました。(シモン・ゴールドベルクとは?→シモン・ゴールドベルク文庫

 

※演奏会の当日は出演者の組み合わせ毎に、ピアノ蓋の角度やヴァイオリニストの立ち位置を変えようと試みました。聴き手側にバランス良く音が伝わることを目的としました。

 

※ご来聴をされる大半のお客様は、ヴァイオリンソナタという先入観を持っています。
あくまでも二重奏であることを前面に押し出すために、ヴァイオリニストはピアノに寄り添うことができそうな方を選びました。室内楽、それも弦楽四重奏の内声経験がありそうな方が適任と考えていました。

 

※聴き手側からすると演奏会のプログラムは、最初と最後の曲が印象に残ります。
今回の主役はK.379/ト長調です。そこを引き立てる為、最初に平行調のK.304/ホ短調を当てました。そしてK.304以外の全てにカンタービレが入っている曲を入れてみました。


※今回の演奏会は少し心療内科の音楽療法染みています。
カンタービレの部分で眠気に誘われるようであれば十分に音楽療法の効果が出ています。
お客様お迎えのご挨拶は「今日はどうなさいましたか?」
お見送りは「お大事にどうぞ」とお声掛けすることが好ましいかもしれません。

 

※一様、心療内科の役割を兼ねていますので急患(ご予約なしで来場されたお客様)も受け付けました。病院内に軽量の丸イスを発見しましたのでホール外の通路に待合室を設け、更にホール内の出演者の花道にも丸イスを並べて、多くの方にご清聴を頂ける環境をご用意いたしました。

 

※出演者様に各曲目に応じて、ドレスコードの設定をお願いしようと思いました。(場所柄、何のドレスが良いかはご想像にお任せします。)

 

最後に、主催者として御礼を申し上げます。

 

無理難題を受け入れて下さったメインコンサートの出演者様、ありがとうございます。(ヘンレの楽譜は次回もお持ち下さい。)

 

物怖じしない精神力を養うことに挑んで下さったプレコンサートの出演者様、ありがとうござます。(次回もお待ちしています。)

 

大変、機転の利くスタッフ一同様、ありがとうございます。(喉アメが無くなったら買い出しをお願いすることがあります。)

 

【余談】
今回はびっくりしゃっくりコンサートの一番の功労者である山西 遼さんのポストコンサートをサプライスで模索しておりましたが、無事ドイツの大学に合格できたことで叶いませんでした。サプライズが実行できなくてほっとしております。今後は12月と4月に帰国されるようなので、他演奏会の主催者様と仲良くしながら日程が被らないように模索をして行きたいと思います。ソロも良し、管・弦・歌との合わせも良し、オーケステレーション的な曲を弾くのも良しの貴重な存在です。基本引っ張り凧な演奏家ですから短期間の帰国中にオファーを掛けるのは至難であります。